Q:1016への回答、ありがとうございました。TV「カンブリア宮殿」では、22日月曜と来週29日月曜の2週にわたって、広島が本拠地の眼鏡チェーン「21(two one と呼びます)」専務の平本清氏をゲストにオンエアします。「21」は、簡単には説明できないくらい「革命的な」会社でした。売り上げが80億の会社を2週連続で取り上げるのは、番組でも異例です。
「21」の特徴はいろいろありますが、特筆すべきは4つほどあります。 1:内部留保をせず、利益はすべて社員の給与アップと商品の値下げに充てる。 2:会社の会計、全社員の給与などをすべてネットで公開し、そのためのソフトを自ら制作している。 3:部長、課長、係長などの中間管理職が1人もいなくて、「本部」としての取締役会は「指示」ではなく「提案」を行う。 4:銀行からの借り入れ、社債の発行などは基本的にゼロで、商品開発・出店などの資金は社員の出資(利率10%)によってまかなう。
上記4点は相互に関連しています。他にも「パートとフルタイム社員の労賃が同額(同一労働・同一賃金)」「新卒社員のためのインターン制度があるが、他社の入社試験を受けることも可」「FC(フランチャイズ)店の本部へのロイヤリティは1%」など、ユニークなポイントがあって、そのすべては、「社員1人1人が最大のモチベーションを持ち最大に能力を発揮するためにはどうすればいいのか」という問いがベースになっています。
最初は、あまりに民主的すぎて、何か新興宗教的だと、いかがわしさを感じたのですが、取材を通じ、また資料を拝見して、納得しました。平本氏をはじめとする4人の創業者グループは大手眼鏡店をリストラされていて、その際に「社員を駒として扱う」経営にとことん嫌気がさし、新しいシステムを開発したそうです。まるでNPOのような、本当に信じられない会社で、しかも利益を上げています。ぜひ放送をごらんになっていただきたいと思います。 |